愛犬がいきなり震え出して歩けなくなったらどうしますか?原因も分からないし、放っておいていいものかかなり動転しますよね。
我が家で起きた、散歩から帰って来てしばらく経ってから、いきなり震え出し歩けなくなった経験談をブログに書きます。
気が付いたら、いきなり震えてた!右手もあげている!
いつもと変わらない日常でした。
午前中に散歩へ行き、午後はゆっくりしていました。
ふと、ソファーの上でおすわりしている最吉君を見ると、震えています。
しかも、右手をあげて、全く動こうとしません。
最吉大丈夫?どうしたの?
パパ、ママ。右手が痛いよ。
え!?どうした!?高いところから降りて痛めた?
・・・・・・
病院に行きましょう!
床に静かにおろして、様子を見ますが、全く動かず、震えも止まりません。
トイプードルなどの小型犬は、足を痛めやすいので、足をぐねったりして痛めたのかと思いました。
しかし、伸ばしたり、押えてみたりしても、反応はなく、痛めてる様子はありません。
しかし、やっぱり変で、時刻も夕方の5時だったので、急いで用意して、車で病院に向かいました。
かまってほしかった?普通に歩いてるじゃん
病院までもう少しというところで、震えも止まって、車の中で歩き出すようになったのです。
少し、昔話をします。
昔、少し高いところから落ちて、歩けなくなったので、急いで病院に行ったことがありました。
診察室に入るまで、ずっと足をあげて、歩けないという感じでした。
それなのに、診察室に入って診察台に載せた瞬間に、普通に歩いていました。
診察結果は異状なし、帰りはすっかり元気でした。
話を戻しますが、そんなことがあったので、今回も大袈裟にして、構ってほしかったのかなと思いました。
かまって欲しかったのかな?大丈夫なら帰ろうよ。
そうなのかなぁ、なんか心配だけど。。。
病院手前にスーパーがあったので、駐車場へ入って、パパに買い物に行くふりをしてもらいました。
いつも、誰かが車から降りると、元気に吠えて動きまわります。
今回はどうかなと様子をみると、やっぱり吠えるわ、動くわでいつもどおり。
思い過ごしだったのかと思い、病院に行かず、帰路につきました。
やっぱりおかしい!
帰ってる途中、また、震えだして、手をあげ始めたんです。
パパ。やっぱり病院に行きましょう。
家に着きかけていましたが、またUターン。
病院の診療時間が終わりそうだったので、急いで向かいました。
診察してもらっても・・・
病院で診察してもらいましたが、全く分かりませんでした。
関節を痛めてないか診てもらいましたが、最吉は痛がった様子をみせませんでした。
関節を痛めている場合、足を伸ばしたり、押えたりすると、痛がったりして、「キャン」とか言うので、痛めている場所がわかるのですが、そんな様子も全くありませんでした。
診察結果は、経過観察ということになりました。
その日は本当に心配で夜も眠れませんでした。
一筋の光が!
体調は変わらず、朝を迎えました。
すると、右前足の足裏を舐めていたんです。
ママ、足裏が痛いよ。ペロペロ。。。
いつも足裏を舐めることがないので、これじゃないかと思って、よく見てみると、肉球が腫れているような感じがしました。
一応熱も測ってみましたが、平熱です。
病院で診てもらうと、やはり指が腫れているのが原因でした。
しかし、なんで、こんな腫れているのかわからないので、足先の邪魔な毛のカットと、足先のレントゲンを撮らしてくださいとのことだったので、もちろん、お願いしました。
また、病院で熱を測ってもらうと、平熱より高くなっていました。
時間がかかるのと、追加の検査などがある場合は電話をくれるとのことだったので、検査のために午前中は預けて、午後に迎えに来ることになりました。
原因判明!
午後に迎えに行くと、最吉君の右手がすごいことになっていました。
右手の先だけ刈られていて、指の右から二本目が赤く膨れ上がっています!
先生が言うには、足のケガや、爪と皮膚との間から菌が入って悪さをしたとのことでした。
足に膿が溜まっていたようで、その菌の種類も調べてくれました。
すると、この菌はどこにでもいる常在菌で、普段から皮膚の表面いるそうです。
抗菌剤の塗り薬と菌に効果がある錠剤を頂きました。
しばらくは、他の悪い菌が入らないように、散歩は控えてエリザベスカラーを着けて下さいとのことでした。
他の菌が入ると、また別の抗菌剤が必要になるので長引いてしまうとのことです。
また、熱があったのは、菌が全身に回ってしまっていたので、それを退治するために、熱が出ていたそうなので、時期に治まるとのことでした。
家に帰ってきた最吉君。何故か元気になっていましたw
治療はなにもしてないのになんでだろう?菌を取るために注射したから、膿が少し抜けて、痛みがやわらいだのかな?
やってしまった。。。
錠剤の抗生物質を処方されていたのですが、間違って倍の量をあげていたことに気付きました。
気付いたのが、薬がなくなる寸前だったのと、特に変わった様子もなかったので、一瞬あせりましたが、最後の薬が無くなってから病院へ行きました。
すると、もともと少量であったのと、倍量ぐらい飲ませて一気に菌を殺してしまうこともあるので、大丈夫だとのことでした。
それに、最吉が元気だったので、それが一番だったみたいです。
本当に良かったです。
短くて痛そう。。。
エリザベスカラーをつけていましたが、どうも少しだけ短いようで、頑張ると右手を舐めれるようになってしまいます。
舐めるぐらいならいいのですが、エリザベスカラーの先端がちょうど患部に当たってしまうので、とても痛そうなんですが、最吉君は気になって舐めてしまうようです。
患部を舐めないようにエリザベスカラーを着けているので、こんなことでは悪化してしまいます。
だから、出来るだけ、近くにいて、舐めそうになると、阻止していました。
最吉くんは我慢強い
一回目も二回目も病院に行ったときに、指先を押さえたら痛かったはずなのに、なんのそぶりも見せませんでした。
先生は「この子は我慢強い子ですね」とおっしゃってくださいました。
しかし、こんな時は、我慢せずに主張して欲しいです。本当に心配しました。
足先にある変化が・・・
腫れもひいて、皮膚の色も正常にもどり、毛が少しづつ伸びてきてよかったなと思っていたら、毛にある変化が訪れました。
それは、腫れた所の毛の色が茶色に変わっていました。
最吉くんはもともとレッドと言われる毛の色だったのに、色が抜けて今の色になっています。
しかし、今回の事で色が元に戻ったみたいです。
全身に広がってくれたらと思っていますが、それは無理なようですw
まとめ
謎の震えと足あげの原因は、足の傷か爪と皮膚の間から常在菌が入り込んだことでした。
これにより、菌が全身にまわって菌退治のために、熱が上がって震えていました。
また、足が腫れて痛かったために、足が他の物に当たらないように、足をあげていたということでした。
色んな病気やケガあるなか、これぐらいで済んで良かったです。
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